事務所について

所長室だより

所長伊藤拓の雑感

建国記念の日

紀元前660年2月11日。初代天皇神武天皇が、大和の橿原の宮で即位した日。
この日を日本の歴史が始まる紀元とし、「紀元節」と言われていたのはご存知のことと思います。ところが戦後、GHQの占領政策により紀元節が廃止されました。
その後1966年、建国されたと言う事実を記念するということで「建国記念の日」とし、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」となりました。
そんな大事な記念日なのに、国旗を掲揚している家が見当たりませし、メディアもほとんど取り上げていませんでした。
国旗・国歌というと、すぐに右だ、軍国主義だという見方がありますが、右と愛国は違うはずです。この日、日本国の建国を祝い、国旗を掲揚しました。
平成24年3月6日

人口問題

先般厚生労働省から公表された、日本の将来人口推移・・・びっくり・ショックです。
35年後には、今より2000万人以上減少し、人口1億人割れ。50年後の2060年には約8600万人。そのうち65歳以上の高齢者が3500万人とのこと、まさに少子高齢社会。
楽観的にみるならば、50年くらいが寿命の江戸時代と比べれば、今のほうが長生きできて「良い」とおもう人が大半。人生の質が大切という議論があるものの、長寿は国民にとってメリットといえます。
悲観的にみるならば、現行の公的年金制度のシステムからすれば、高齢者の増加は現役層の負担増につながります。
さらに労働人口層の可処分所得が低下することになり、労働意欲の低下も避けられずさらには国力をも低下させることになりかねません。
世界で人口1億人以上の国は11カ国。
世界の人口 中 国
インド
アメリカ
インドネシア
ブラジル
パキスタン
ナイジェリア
バングラデシュ
ロシア
日 本
メキシコ
13億5000万人
12億1000万人
3億1000万人
2億3000万人
1億9000万人
1億7300万人
1億5800万人
1億4800万人
1億4000万人
1億2000万人
1億1000万人
平成24年3月9日

65歳まで雇用義務が実現?

現在の年金制度では、2025年度に厚生年金の支給開始年齢が65歳となり、もし、60歳で定年を迎えると、65歳までの5年間は無収入となります。
そこで、「高年齢者雇用安定法」を改正成立させ、働く意志のある人全員を、原則65歳まで継続雇用する義務を企業に課せようというものです。
長期的に見れば、高齢者の労働参加が避けられないなか、その対応とは・・・
① 半日勤務や週2日~3日勤務などによるワークシェアリングの実施
② 60歳到達前の処遇水準(賃金引下げ)や退職金の見直し
③ 自社での継続雇用が困難な場合、社外への転籍機会を増やす
などが挙げられますが、政府の若年者に対する雇用対策や国の経済の成長戦略とあわせて考えていく必要があると思います。
平成24年3月14日

なるほど

海に囲まれた日本列島は、ユーラシア大陸・朝鮮半島から見ると、「心」という字に見えるとのこと。
北海道・本州・四国・九州・・・一・二・三・四の四画。
地球上で、こんなにもプレートが重なり合った地域は日本だけ。
そんな地域に日本を作ろうとしたイザナギ、イザナミの思いが、国の形に現れており、なるほど、日本って良いなーと嬉しくなりました。
平成24年3月19日

知りませんでした

読んでいた本に、マレーの虎「ハリマオー」を見つけました。
昭和36年ごろ、確か白黒テレビで「怪傑ハリマオー」を夢中で見ていたことを思い出し、主題歌「真っ赤な太陽ー 燃えているー・・・・」が蘇りました。
月光仮面と同じように悪と闘う正義の味方で、白いターバン姿の記憶しかなかったのが、この本で、マレーにいた実在の人物・日本人であることを知りました。
本名 谷 豊(1911~1942)。
九州福岡出身で、幼少の昭和初期家族と共にマレーに渡り、1932年現地支那人の暴動で妹が惨殺され、復讐のため支配者である英国人や支那人を襲い、奪った金品は庶民に与える地下組織の義賊となった。
大東亜戦争開始と共に、日本軍のマレー作戦に協力し、30歳で亡くなる。
読んだ本には、もっと詳しくハリマオーの生涯が書かれていました。
蘇った主題歌と共に、その歴史を知ることができました。
平成24年3月26日

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